#vfa #フラッシュセコンド #電池交換 #SEIKO SEIKOの1970年代の初期クォーツの高級ライン:特別調製品です。1974年2月製 SEIKOの下に表記されたv.f.a.は「Very Fine Adjusted(特別調製品)」を意味します。 精度は正確無比の月差±5秒以内と、当時としては素晴らしい精度でした。 独特な形状のゴツいケースに、ブルーグラデーションの大変綺麗な文字盤です。 カレンダーが縦なのもレトロな良い感じです。 ケースの1番ゴツいところは、約14㎜もあります。 ロレックスどころではありません。物にぶつけますので、本当に気をつけてください。 またインデックスは、針や発光部分を守る為か、円柱が立ち上がっております。 1秒毎に右上部分の赤い丸い発光部が発光します。 現在のLEDの様に目に突き刺さる鋭意な発光ではなく、蛍の様な薄い発光ですが、かえって情緒的で、レトロな美しさがあります。（写真の3番目が発光時のものです。） ベルトは、社外品ですが、ケースに合ったゴツ目の金属ベルトが付いております。 快調に動き、しかも発光するVFAは少なく大変貴重な逸品だとおもいます。 大卒の初任給が9万円の時代に、グランドセイコーは8万円、キングセイコーは7万円でしたが、このタイプの発光vfaは約10万円と大変気合いの入った、高級腕時計でした。 ケース径　約34.5㎜×約32㎜ ケース厚　最大約14㎜ ラグ幅　　約22㎜ 重量　　　約97g（ズッシリ重いです） 腕周り　　約18.5㎝あと5㎜程度は調整伸ばし出来そうです。 現在は止まる事なく、流石、非常に正確に稼動しておりますが、あくまで50年以上経過したアンティークです。 電池は交換しておりますが、発光する為、減り具合など未知数な所もあります。 なお当方は、禁煙環境で保管しております。