Juvenia Automatic Cal.894 ジュベニアの自動巻きです。1970年頃の製品で、ムーブメントには894と刻印されていますが、実体はETA2452系と推察します。同時代のチュードルで使われてた機械ですね。日付の早送り機構がありません。 70年頃まで、JuveniaはCymaと同じラ・ショー・ド・フォンの地にあって、同じ企業グループに属していたらしいので、カテゴリーを借りました。 厚さ約9.6mm、幅約32.8mm（リューズ含まず）。外見上の特徴は、エッジのあるクッションケースとオシャレな針の形にあると思います。ケース、文字盤、針、風防の曲線が美しく重なり合って、当時の職人のセンスを感じます（風防がオリジナルかどうかはわかりません）。 文字盤は黒です。どうしてもドーム型の風防に光が映り込んでしまい、全体を黒く撮ることができませんでした。 20年くらい前に、御徒町の時計店で買いました。それ以来メンテはされていません。現状、平置きで日差30秒程度です（最後の写真）。 ベルトはマルマンの薄いレザーです。これも古いので劣化はあるものの、時計の雰囲気にはマッチしていると思います。 ビンテージにつき、返品は不可とさせてください。価格交渉をご希望の方は、値下げ依頼機能をご利用ください。